2021-05-10 5/10 日記 飛行場の朝数十キロ先に聳える連峰の麓 低空の虹が掛かるのをみた それはもはやアーチではなく、七色の地層が重なる丘 飛行機越しに見える光景は、まさに夢物語のひと幕 そんな幻想世界を生きる妖精達が恋焦がれるのは、惨たらしくも生々しい地上界であるとすれば ままならない世の中も、ちょっとは面白く思えるのかもしれない